定期総会 わかばの会

10/26「同窓会わかばの会」(定期総会・記念講演会)が開催されました

同窓会組織

 10月26日(土)午後、平成25年度「同窓会わかばの会」(定期総会・記念講演会)が開催されました。
  今年度の「わかばの会」は、大学の40周年記念事業に併せて執り行われました。

 平成25年度定期総会は、始めに保屋野同窓会長から「会長として2年目になりました。地域の方々からこの大学で学びたいと言われる様な母校であるよう、まず、私たち会員で出来ることから活動し、大学を応援していきましょう」とのご挨拶がありました。続いて小池学長からは、今年10月の地域連携センターの開設をはじめ、大学の現況報告があり、「会員の皆様が日常どのように過ごされているか、これが、地域での評価となります。これからも、社会人として、家庭人として益々ご活躍されることを願っております」とエールが送られました。
  議事は、平成24年度の事業報告および決算報告、平成25年度事業計画および事業予算の報告、平成25年度同窓会役員が報告され、すべての議案が承認されました。

 午後2時より、北野講堂において「上田女子短期大学40周年記念講演会」(大学・後援会・同窓会共催)が開催されました。
 始めに、小池明学長から40周年記念に寄せた感謝のことばとこれからの大学の使命についてご挨拶がありました。
 続いて、財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の平成24年度優秀教員として今年8月に保育学会において表彰された同窓会員の矢島(柳沢)克美さん(上田11回生・幼児教育学科卒)のご功績を顕彰し、小池学長より賞状と記念品が贈呈されました。

 40周年記念講演会は、日本テレビアナウンサーを経て、現在、司会者・エッセイストとしてご活躍の楠田枝里子様をお迎えして「私の仕事」と題してご講演を頂きました。
 ご講演は、現在様々な分野で仕事をされている楠田様が、実は、消極的な子どもであったと振り返られ、それが学校時代に出会うこととなった先生方のそれぞれの魅力あるお教えから、自らも「少しでも良いから前へ踏み出そう」と可能性の扉を開いていく事が出来たとのことです。そのことが、今日の仕事の取り組み方にも繋がっていると語られました。
 また、アナウンサー当初のエピソードを披露され、諦めずに努力をしていれば何か道が開かれるかもしれない。ちょっと苦しくても踏み込んでみようという気持ちが大事なことと語られました。
 楠田様は、今までに様々な分野の本を執筆されてきました。中でも『ナスカ砂の王国』をご執筆後は、現地での保護活動にも力を注がれ、現在に至っていらっしゃいます。取材を通して出会った多くの方との繋がりを大切にされ、今後も南米での活動も行っていかれるとのことでした。 後援会員、同窓会員、学生を始め、地域の多くの方にご来場を頂き、40周年記念講演会を開催することができました。

楠田枝里子氏

楠田 枝里子(くすた えりこ)

司会者・エッセイスト
三重県伊勢市生まれ。
東京理科大学理学部を卒業後、日本テレビのアナウンサーを経て、現在フリー。テレビ番組の司会や、ノンフィクション、エッセイ、絵本など、幅広い創作活動を続けている。
主な出演番組は、「世界まる見えテレビ特捜部」「なるほど・ザ・ワールド」など。
著書は、「ナスカ砂の王国」「ピナ・バウシュ中毒」「チョコレートの奇跡」他多数。 また、南米ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」の研究と保護活動のための国際的なボランティアワークにも、情熱を注いでいる。

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