定期総会 わかばの会

【平成28年3月14日】 同窓会入会式 記念品を贈呈しました

 3月14日(月)、北野講堂において平成27年度同窓会入会式が行われ、新たに184名が会員となりました。

 始めに、保屋野文子同窓会長から「今まではご両親様の保護の下で勉強をなさってくることができました。しかしこれからは社会人となり、本当の意味での≪勉強≫が始まります。わたくしは40年間、保育園での仕事でした。楽しかったこと、悩んだり困ったりしたことなど数え切れないほど経験しましたが、常に子どもたちの笑顔に包まれ、充実した月日を過ごすことができました。この3月11日で東日本大震災から5年が経過し、現在の復興の様子また被災された方の心境など多方面からテレビ・新聞等で報道され大変心がいたみました。現在も被災にあわれた方は計り知れない悲しみでことばにならないことでしょう。そこで学ばせていただいたことは命の尊さです。保育もご両親様にとって、かけがいのないお子様、「世界で一つだけの命」をお預かりしている重大な仕事でした。特に一つの園を任されるようになった時から、全クラスがケガもなく、無事に一日の保育が終わってよかったという連続の日々でした。命の尊さについて、二つお話しましたが、皆様も心身健康であることに感謝し、新しい環境で精一杯お仕事に励んでください。そして職場でも信頼される皆様になってください」と入会歓迎のご挨拶がありました。

 次に、同窓会特別会員である小池明学長からは「社会の“あの大学は立派だ。あの大学はきちんとしている”との評価は、実は、卒業生がどのように生きているかにあるといえます。社会のために生きているのか、あるいは、きちんとした生活を送っているのかが重要であります。こちらの保屋野会長は上田女子の前身である本州女子の一期生ですが、定年後も様々な分野で活躍中であります。このように良きお手本となる先輩方が各地におりますので、皆さんも自信をもって挑戦し、きちんとした生活を送っていただきたい。また、そうした皆さんの力で立派な後輩を母校に呼び込んで下さい。本学も創立五十周年を目前としていますが、良いスパイラルで評価が上がるよう、大学も努力を重ねる所存です。そして、卒業後の大学の様子を見に、気軽に立ち寄って頂きたい」と激励されました。

 続いて同窓会より記念品(ネイルセット)の贈呈で、保屋野会長から各学科クラスの代表へ手渡されました。
 その後、同窓会役員の紹介と活動内容等の諸連絡が行われ、入会式は滞りなく終了しました。

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