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第38回総合文化学科公開講座1
「信濃のことば (その2)」
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日程・内容
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【日時】
1月27日(土) 13:30~15:00【テーマ】
長野県方言の 『たとえ』 『ことわざ』 『言い回し』【内容】
「太郎山に三度雪が降ると里にも下りてくる」「別所の雨と隣のぼた餅は必ず来る」こんな言い回しが上田にはあります。地域が変わればこのような言い回しも変わってきます。「お釈迦になる」にも地域特有の意味があります。そんなものを取り上げてみたいと思います。【講師】
出野 憲司 氏 (学校法人高松学園 伊那西高等学校 学校長)2
【日時】
2月3日(土) 13:30~15:00【テーマ】
飯山の方言【内容】
次の会話はなんて言っているのでしょう?
冬によくある会話だと思います。
A:今朝はえらいかんじてたさなぁ。
B:いつんなったら、のくと(て)くなるんだやら。
C:こう、さびぃと肩凝ってあんべわりやさね。家ん中ばっ
かださ。
A:そんなことせわねで、今度野沢(外湯温泉)でも
えがね?
B:そんで、けえりに、おらちで鍋でもやらねかい?
A・C:いいねぇ、えぐえぐ。
B:ほかのもんにも、せってくんね?みんなしてやった方
がおもしれしさ。
A:わがった。
C:そじゃ、またな。
方言の暖かみをコミュニティーとの関連から紹介します。身近な方言を楽しみましょう。
【講師】
佐藤 厚 氏 (上田女子短期大学 総合文化学科 教授)3
【日時】
2月24日(土) 13:30~15:00【テーマ】
木曽の方言【内容】
長野県の中西部に位置する木曽には、東西方言の境界としての特徴が多く見られます。また、木曽の中でも中山道の街道筋から離れた奥地には多くの珍しい方言が残っており、街道筋と比較すると大きな違いがあります。文法や音声などの特徴を具体的に紹介しながら、木曽方言を概観してみたいと思います。【講師】
長谷川 由香 氏 (法政大学グローバル 教育センター 教育講師)4
【日時】
3月3日(土) 13:30~15:00【テーマ】
信濃のことば ・ まとめ【内容】
松本・伊那・佐久・長野、そして飯山・木曽と、各地の方言を学んできた「信濃のことば」も、なかじめ(中締)となります。各講師の方々がとりあげられた事例をもとに、信濃のことばの特徴を総まとめしたいと存じます。キーワードとなる「ずく(ずくなし)」には、特に注目する予定です。【講師】
大橋 敦夫 氏 (上田女子短期大学 総合文化学科 教授) -
会場
上田駅前ビル「パレオ」2階会議室
参加費
無料
申込み
各回前日午前中締切
メール・ハガキ・FAXに「第38回(希望のテーマ名)受講」・住所・氏名・TEL番号を明記のうえ、下記のあて先までお送りください。 (電話申込みも可)
(当日の受付、1テーマのみの受講も可能です)問い合わせ
上田女子短期大学 地域連携センター
〒386-1214 上田市下之郷乙620
E-mail:chiiki@uedawjc.ac.jp
TEL:0268-39-7061(直通) 0268-38-2352(代表)
FAX:0268-39-7062※お申し込みいただいた方の個人情報は厳重に管理し、適切に取り扱いさせていただきます、
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